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ARTMUSETAKA
日時・場所
2019年7月22日 0:00
ARTMUSETAKA
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RECONNECTION」シリーズSEASON2はピアノで多様な「洋楽」の世界に向き合い、それぞれの楽曲の宿す 魂の遍歴を呼び覚ましたアルバム。単なるシリーズ第2弾にとどまらない、奏者が新しい音世界を拓き、光陰の パレットの豊かさを存分に発揮している。
楽曲配列に配慮がなされ、通して聴く、シャッフル、数曲をピック アップするなど時々の聴き手の気持ちに合わせて浸れる。
アルバム全体は「詩情」「洒脱」「祈りと光」の3つ の顔を持つ。
最初の4曲は「詩情」。ひっそりと煌めく「ローズ」は聴き手への優しいささやき。続く2曲のカー ペンターズは「雨の日と月曜日は」をカラっとカリフォルニアの風が吹き抜ける一方、「青春の輝き」では朗々 とした音で歌の翼が飛翔する。イーグルス「デスペラード」に移ると音の震えがじわじわと立ち昇り、痛みを 秘めた叙情性が浮かぶ。
次の「マイウェイ」からの3曲は「洒脱」。持ち味の透明かつ丸みのあるタッチが活き た心和む語り口の妙が味わえる。楽曲の素晴らしさを意識しすぎるあまり、力んで重くなりがちな「マイウェ イ」を見通しのいい柔らかいタッチでしなやかに弾き進めたのが大成功で、連なる「ヒーロー」や「アメイジ ンググレイス」と美しい調和を奏でる。
ラストの4曲は「祈りと光」。エンヤの「MAY IT BE」、ケルティック ウーマンの「ユーレイズミーアップ」は静謐なタッチで荒涼たる風景に宿る音の精霊を響かせる。アラン・メ ンケンの「SOME DAY」はしっとりした歌心が快い。そして締め括りのセリーヌ・ディオンの「ALL BY MYSELF」では全ての抑制から解き放たれ、光とロマンが燦々と降り注ぐ。ラフマニノフのエコーが響く歌で アルバムを閉じたのは次なる展開への前奏曲だろうか。(中川 直) ¥2,500-
曲目(順不同):
1 The Rose/Westlife
2 My Way/Frank Sinatra (Jazz ver.)
3 Hero/Mariah Carey
4 Rainy Days And Mondays/Carpenters
5 Desperado/Eagles
6 May It Be/Enya
7 Amazing Grace/Hayley Westenra (Jazz ver.)
8 I Need Be In Love/Carpenters
9 You Raise Me Up/Celtic Woman
10 Some Day/Alan Menken
11 All by Myself/Celine Dion
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